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沖縄

インタビュー 嘉手納統合案に断固抗議する

普天間基地以上に危険な嘉手納基地の実態を知って欲しい

沖縄県嘉手納町長宮城 篤実 氏

 沖縄全県民の意志は固まっています。普天間基地をなぜ移すかというと、一つは市街地のど真ん中に基地があり危険な状態であるということ、それから周辺に爆音をまき散らしている問題、この二つがひどい状況であるということです。
 次善の策として知事も含めて名護市が移設を受け入れるということがあったわけですが、なかなかうまく行かない。怠慢で進んでいなのでなくアセス調査等もあり、いろいろな手続きが必要で進んでいなくて、それを引きずって今日に至っているわけです。13年前にも嘉手納基地に一部ヘリパットの移設からはじまって一部機能移設するという統合案なるものが浮上したことがあります。それは我々としては認められるものではないと町民の意志として町民大会を開催しはっきり拒否した歴史があります。
 今まで私は他の基地との比較では何も言ってきていませんでした。この際に敢えていわせて貰いますと、普天間基地の騒音はひどいといいますが、それじゃ嘉手納は無いのかというととんでもない話しであり、それ以上にひどい。例えば危険性の問題でいいますと、普天間基地ではヘリコプターが沖縄国際大学に1機墜落し大問題になりました。ところが嘉手納町においては市街地のど真ん中に航空機が2機墜落し、そして滑走路沿線上にF15戦闘機が墜落しさらにB52爆撃機墜落爆発炎上した歴史があります。岡田外務大臣が普天間の爆音を除去するために嘉手納に統合するというのは、普天間の三倍もある嘉手納基地の実態をあまりにも知らなさすぎると思います。嘉手納はこういう米軍機が爆発炎上した歴史を抱えていて、それに耐えながらわれわれは暮らしています。その上にさらに普天間基地まで持って来ようというのはとんでもない話です。
 今回の総選挙で沖縄県民に岡田さん、鳩山さんは普天間を県内ではダメだ県外が絶対だと熱心に先頭に立ち言って来られた。その方々が、ああいうことを言うなどとは、信じられない思いです。
 3年前のロードマップ(2006年5月1日、日米両政府が作成した在日米軍再編に伴う基地・施設の返還計画)では基地負担軽減ということでさかんにいわれましたが、基地負担は軽減されるというのは全く見えない。そういう経過があり、今回の統合案についてはその場で一蹴しました。
 アメリカ軍だってこれは絶対受け入れません。
 (談 文責 編集部 なおこの電話インタビューは10月30日時点であり、11月7日の町民大会の実行委員会結成直前のものである。写真上は11月7日の同大会で実行委員長として統合案に激しく抗議する宮城町長と2500名が結集した町民大会の様子・下 写真提供 嘉手納町)

 

(文責・編集部)

資料 ・「米軍普天間飛行場の嘉手納統合案反対」に関する決議


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