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自主・平和・民主のための広範な国民連合
『日本の進路』地方議員版3号

 

日の丸・君が代強制反対!

座間市議会、性急な法制化反対の意見書採択



 2月28日、広島県立世羅高校校長が自殺した。広島県教育委員会による君が代の斉唱の強制が原因と言われる。この事件を契機に政府は日の丸・君が代法制化の動きを強めている。不破共産党委員長の法制化容認発言がそのような動きに拍車をかけた。

 これに対して事件直後の日教組中央委員会では法制化反対の決議がなされた。神奈川県座間市議会では「性急な法制化に反対する」決議が賛成多数で採択された。


日の丸・君が代の性急な法制化に反対する意見書

 政府は、広島県立高校校長の自殺事件を契機として、日の丸・君が代の法制化を性急に押し進めようとしている。本年2月まで政府は、「日の丸・君が代は国民の中に定着しており、法制化の必要はない」としていたものを一転してひるがえしているが、今回の悲劇的事件の本質は、国民的議論を行わず、文部省が学習指導要綱で日の丸掲揚、君が代斉唱を押しつけてきたところにある。
 国民世論の現実は、「日の丸・君が代は国旗・国歌である」という人から、「日の丸はかつての侵略戦争のシンボルであり、君が代は主権在民の現憲法にはそぐわない」という人まで様々である。こうした現状で法制化することは、民主主義の原則に反するばかりか、更なる混乱を持ち込むことになりかねない。
 よって、本市議会は国旗・国歌についての国民間の議論を行うことを先行すべきと考え、日の丸・君が代の性急な法制化に反対する。
 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。


平成11年3月26日

    内閣総理大臣あて

                       座間市議会議長 及川明雄