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自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2002年5月号

日米安保発効50年、沖縄復帰30年

長崎・沖縄連帯集会に200名


 対日講和条約が発効した四月二十八日の節目を記念し、また沖縄の本土復帰三十年目にあたり、基地問題を考えようと四月二十七日、長崎原爆資料館ホールにて第三回長崎・沖縄連帯集会が開催され、多くの学生を含めた約二百名の市民が参加しました。
 はじめに、本島等実行委員長が「九・一一のテロ事件のあと、沖縄への修学旅行を中心に旅行のキャンセルがあいついだ。みな、基地を抱える沖縄の危険性がわかっているのに、普段は知らぬ顔をしている。連帯するとは具体的にどういうことか考えなければならない」と挨拶。そのあと長崎総合科学大学の学生沖縄県人会の皆さんによる沖縄伝統芸能「エイサー」が披露されました。
 続いて、沖縄県議会議員の玉城義和氏による「ジュゴンのすむ自然ゆたかで平和な沖縄をめざして」と題した講演が行われました。氏は江戸時代に島津藩の支配を受けて以来の沖縄の苦難の歴史をかたり、「いまでも政府の指導者は美辞麗句を並べるだけで、本気で沖縄の苦痛を取り除こうという気がない。この四月にも、空から戦闘機の風防ガラスや燃料タンクが落ちてきたり、燃料が降ってくるという事故が四件あった。また、普天間基地移設問題は、一九九六年の名護の住民投票における反対の意思を無視し、選挙を含めた切り崩し工作を政府が露骨に行ってきた。沖縄は常に本土の捨石にされてきた」と報告。また、長い年月にわたって基地が存在したため、沖縄経済が基地に依存し地域振興が阻害されていることを指摘されました。
 最後に(1)自主的で平和な日本の進路、アジアの平和と共生(2)米軍基地の縮小・撤去(3)日米安保条約の見直しと有事法案の撤回を求める集会アピールが採択され閉会しました。
 翌日、四月二十八日には、大村市民会館にて、沖縄の声を聞く市民の集いで玉城さんの講演と記録映画「沖縄戦、未来への証言」の上映も行われました。